今日もおでかけ

鳥取食べ歩き、温泉巡り、自作料理、ガイナーレ鳥取応援、巨木・神社巡り

2017/02/25
八頭郡八頭町花 「諏訪神社」の本殿彫刻

正午を過ぎていたけどランチを後回しにして、パン屋さんから国道29を南下して今日
の目的の神社を目指す。道路沿い左側に「諏訪神社」(八頭郡八頭町花255)の社頭が
見えてきます。駐車場は無いので、200m行き過ぎて「物産館みかど」に止めました。
道路から参道30m先に鳥居、参道両側は特産の花御所柿の畑。
01



参道入り口の左の白い標柱に社殿は町指定文化財と書かれています。その柱の側面
には同じく町指定文化財「大タモの木」とあり、巨木リストに入れていたと思いだ
しました。

石段を数段上ると鳥居、大きな注連縄、両側には大きな灯籠。さらに石段は上へと。
02



石段途中右に寄り添う様にご神木の「大タモの木」、その存在感は強烈。巨木は
記事にて

03






巨木の脇を上ると、正面の覆屋根内に小さな社殿が見えます。石段の頂部両脇には
正面を向く狛犬一対。
04



阿吽の位置が逆の座型狛犬(昭和8年)。垂れ耳、両側に分けられた立ち尾、阿形は
玉を咥えています。
05



社殿は覆屋内に小さな本殿だけです。
06



入母屋造り平入り、千鳥破風、向拝は唐破風。噂に違わず沢山の彫刻で華やかですが、
それよりも屋根の傷みに切なくなってしまいます。杮葺?が朽ちて浮き上がっています。
07



唐破風妻飾りは唐草模様、破風屋根下は雲の文様。その下の水引虹梁には波の文様が
全面に力強く彫り込まれています。向拝柱上の出三斗の巻斗部が二重にくびれた凝っ
た形。たぶん初めて見たと思います。
08



扉上部には3段に彫刻。下段は波、中段は松、上段は雲。それぞれ海、陸、空を表現
してあるのかな。
09



木鼻は正面が獅子、側面が獏。彫りは深く精悍な風貌。それぞれの巻き毛は高く立体
的です。
10



右の狛犬。この写真を見ると、出三斗の大斗も二重のくびれになっています。
11



向拝左からのとても華やかな様子。二軒はいつ見ても彫刻や組物を際立たせます。
海老虹梁は精緻な菊が散りばめられ、その上部手挟みも豪華な牡丹の大輪、海老虹
梁の裏もしっかりと波が彫られています。持ち上げの組物は三手先斗栱で隅尾垂木
の最上部は龍が彫られています。
12



手前左斜めからの全景。やはり屋根の傷みが気になります。覆屋は真新しいので、
それまでは風雨にさらされていたのでしょう。
13



左側面。身舎の巾は約80cm程ととても小さいですが、そんな事も忘れる迫力です。
14



胴羽目彫刻は素晴らしい。2頭の獅子が戯れています。流れる様な尾や盛り上がる
巻き毛、体のしなやかさなど非常に丁寧に彫られています。
15



近づいて斜めから見ると飛び出してきそうな迫力。
16



左側面上部も3段に彫刻。下段は渦と波、中段は葡萄、上段は雲。本殿後側の頭貫の
木鼻は象になっています。
17



背面左斜めからの全景。
18



背面の胴羽目彫刻も戯れる2頭の獅子。
19



背面上部の3段彫刻。下段は波と菊、中段は桑?、上段は雲。
20



右側面の胴羽目彫刻。やはり2頭の獅子。互いがかぶりついています。左に作者銘が
「今嶋源治龍翫」と刻まれていました。
21



右側面上部の3段彫刻。下段は波、中段は桐、上段は雲。
22



向拝右側面も同じ意匠です。
23



小さい本殿だけの神社でしたが、身舎3方に彫られた戯れる獅子はすばらしいです。
また海老虹梁、手挟み、組物、軒下の彫刻など目を見張るものがありました。

本殿を背後にゆっくりと石段を下りながら興奮気味な感動が続いていました。
24



鳥取神社巡り一覧


  1. 2017/02/25(土) 22:40:35|
  2. 温泉・観光・風物・史蹟|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント:0
<<鳥取巨木めぐり 「諏訪神社の大タモの木」 | ホーム | 八頭郡八頭町門尾 「もりのひと」 再訪2017年2月>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

ひさごん&よこりん

05 | 2017/06 | 07
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

Recent Entries

Recent Comments

Index

Category

Archives

Links

Search