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2017/06/16
日野郡江府町宮市 「宮市神社」の彫刻

ずいぶん前に偶然通りかかり雪が残る境内を早足で見て改めて参詣しようと思いま
した。それから時間が経って神社の名前を忘れたけど場所はなんとなく覚えていて
辿り着きました。下調べもメモしておかないと忘れてしまう。

江尾から国道482を蒜山方面を目指して進むと、宮内地区の道路右に高木の社叢が見
えてきます。写真右の一番高いのがモミ(目測30m)、左の道路脇のすらっとしたの
がラクウショウ(目測25m)。
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おぼろげな記憶でたどり着いたのは「宮内神社」(日野郡江府町宮市498)。
道路脇の社頭。社号標の左に手水鉢と標柱(しめばしら)、右の木がラクウショウ。
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標柱(しめばしら)は文政6年の鳥居が崩壊し、改造して造られたもの。注連縄は
左綯えと右綯えが対になった夫婦綯えで襷に結ばれています。その背後に明治17年
に再建された鳥居。
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鳥居を潜ると一対の灯籠、それに続く6段の石段、石段の頂部に狛犬、正面に社殿。
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狛犬は大きな基礎の上に大きな丸台座(直径76cm)の座形狛犬。左吽形は台座は無く
なっています。風化が進んで表情が見えなくなっていますが、刻字ははっきりと残っ
ていて「安政五年 午五月日」「石工 武庫村 嘉蔵」。 
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拝殿は3間x2間の入母屋造、平入、千鳥破風、唐破風向拝。
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向拝に彫刻が施されています。
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唐破風懸魚は鷹、奥の唐破風入りは麒麟。
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水引虹梁上は牡丹に隻眼獅子。蜘蛛の巣で隻眼になってました(笑
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水引虹梁にも彫りの深い立体的な菊。
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向拝柱の木鼻は側面に取り付けられた見返りの龍。注連縄が掛けてあるので一部隠
れています。うねる胴体や丁寧な鱗、そして全体の荒々しさが印象的。右の阿形
(写真上)は玉をがしっと握っています。
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左に回って、本殿は3間x2間の流造り。華美な装飾彫刻はありませんが、唯一正面扉
上部に松に鷹の蟇股がありました。二軒、二手先斗栱、支輪などで軒下が少し賑わっ
ています。
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本殿左には、境内社の北野神社。春日造り変態、唐破風向拝、身舎の巾は80cmほど。
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唐破風下に彫刻が沢山見えています。
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唐破風懸魚は鳳凰、その下の蟇股は梅に鶯、下の虹梁には牡丹の深彫り。どれもしっ
かりと彫られています。
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鳳凰の奥に隠れているのは龍。
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向拝柱の木鼻は見返りの獅子。阿吽の位置は通常と逆です。
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海老虹梁は深彫りの龍。虹梁全体に龍が彫られ、かなり立体的です。写真上が左側
面の海老虹梁、下が右側面の海老虹梁。
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両側面の蟇股彫刻は同じデザインの松でした。並べて見ても違いがほとんどありま
せん。上が左側面、下が右側面。
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背面の妻部。神社彫刻では度々登場する蕪。
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拝殿と境内社に沢山の彫刻が施されていました。特に側面の見返り木鼻や繋ぎ虹梁の
立体彫りなどが印象的。

境内の右隅、ほぼ斜面に一番高かったモミの大木。幹周り目測4m。
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道路脇の鮮やかな薄緑の木は、図鑑とにらめっこして、葉が特徴的なラクウショウと
同定。幹周り目測2.5m程。
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神社からは道路を隔てて大山がくっきりと見えていました。
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鳥取神社巡り一覧


  1. 2017/06/16(金) 23:40:04|
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